いろいろと新しいことをやれって言われてプレッシャーに感じる。そんなのやりたい人がやればいい、私はそんなことやりたいと思わない、このような思いが出てきたら、あなたのブロックをちょっと緩めてみませんか? あなたのモチベーションコントローラー、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、自分の限界を決めるのは誰か?と言う話です。松岡修造チックな話になるかもしれませんが、ちょっとお付き合いください。

答えから言うと、自分の限界を決めるのも、能力を決めるのも自分自身、自分のブロックだと思うのですね

今日、合気道の山口先生からはっとさせられるお話を聞きました。「のみのサーカス」という話です。

のみは、20センチから30センチ位ぴょんと飛び跳ねる力があるそうです。けれども、この「のみ」を高さ3センチ位のガラスケースの中に入れると当たり前ですが、20センチから30センチ位飛び跳ねることができず、3センチの天井で頭打ちとなります。のみはとびはねますが、すぐに頭打ちとなってしまってケースの外に出ることができません。この状況の中にある一定期間、「のみ」を置いておきます。そうすると、このガラスケースがなくなった後も、のみはもうもとのように20センチから30センチと飛び跳ねることができなくなるそうです。3センチ程度までしか飛び跳ねることができなくなるそうです。

 

 

のみに感情や学習能力があるのかわかりません。けれどもわかる事は、いちど飛び跳ねて限界を知ったら、もうそこに挑戦しなくなるということではないでしょうか?本当は自分の体には素晴らしい能力が潜んでいるのに、それを使わなくなるということでしょう。失敗から恐怖心が植え付けられるのか、自分の身の程を知るのかわかりませんが、自分の限界を自分で決めてしまうようになるのです。

メンタルブロックの内容もこれと同じです。小さい時に自分がぴょんと跳ねて頭をガラスケースの天井に嫌と言うほど打ちつけたとします。そして転がる自分を周りの人がみんな見てわらったとします。自分の親や兄弟、大切な人も自分のことをかばって送れませんでした。そして何をやってるんだと叱責されました。このような出来事があると、決して飛んだりするものか、高く飛んだりなんか試すものか!となります。そしていつの間にか、自分がチャレンジしてはいけない。チャレンジしたらひどい目にあう、チャレンジしたら不幸になる、と思い込んでしまうのです。これがブロックですね。

合気道の山口先生がおっしゃる内容はこれです。

自分の限界を決めるのも自分、もともと持っている能力に気づくのも自分、全ては自分の心の在り方次第、全くその通りだなと思うわけです。

この話のポイントはガラスに入れるということではないかと思います。たとえそこで天井があっても外の世界が見えているので自分がかつて持っていた能力を潜在意識の奥深くに染み込ませることができると思います。そして自分がかつていた世界を夢見て、毎日毎日チャレンジしていれば、いつかはきっと、あるいは自分の力でガラスのケースを取り去ることができるかもしれません。また突然地震が起こったり、風が吹いたりして、ガラスのケースがバッと外れる時があると思います。その時こそ今までためていた20センチ30センチ飛べる力を発揮する時だと思うのです。他力よる助けが必ず来ると信じて自分のエネルギーを養うことができるのか、それができれば、いろんな試練を乗り越えて生き抜くことができます。そしてこのサバイバルの力こそ、この世に生きるものが持っている本当の力だと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。