こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

 

アメブロを拝見しても、投資の話がたくさん出てきます。その中でも不動産投資は1つの投資の形態だと思います。

これを、不動産のプロの目から見て、私の思うところを書きたいと思います。

不動産投資、大家になったら儲かるのかどうか?

ズバリ、私の見方はこれです。大家になる、その意識がプラスなら、必ずプラスの結果が返ってくる、これです。

プラスの意識、というのは、不安を埋めるためではなくて、あるものを与える、あるいは人のために良くなると思うことをやっていく。そのために自分の貴重な資源を使う、この覚悟をする、こういう意識の流れではないかと思います。

私が不動産の評価をやっていた時、そうですね、いわゆる平成のバブルが弾けた後でしょうか? 平成7年、8年、その後も不良債権の評価をたくさんやりました。これはバブルの頃に、多額のお金を貸し付けてしまい、その債権が払えなくなって倒産、差し押さえ等不良債権になったものです。

賃貸住宅も、賃貸ビルも、テナントが入らない、そうすると収益がなくなります。

そして、じゃぁ費用のほうはどうかというと、まず固定資産税はそれほど下がっていません。建物が老朽化しているものも多く、修繕費や維持費にかなりのお金がかかるもの、こういうものが多かったです。

その時に考えました。不動産を持っていると大変なことになる。。。

家賃が入って来なくても、固定費が着々とかかっていく、この固定費を払うだけでも本当に大変…当時は金利も高かったので、借入金の支払いももちろん大変でした。

そんなことから、景気が良い時はいいけれども、景気が下がったら、賃貸事業が大変になる。。。!こんなイメージが私の中で育ったのだと思います。

 

平成バブル崩壊の不景気で、やすくなった不動産は、不良債権となり、外資系の金融機関が大量に買ってきました。

そして、その債権をもとに、改修費などお金をかけて改修し、テナントを入れて、不動産価値を上げ、景気が回復したときに、かなりいい値段で売っていたと思います。そこにお金をつけて、金融商品化する銀行もたくさんありました。

そこから分かった事は、持っていれば、必ず価値が上がってくる、こんな思いです。

今は…と言うと、少子高齢化で人口減少、人が都会に集まる、相続人や管理者の不在、などで面倒をみる人がいなくなった不動産が日本全国でたくさんあります。

いわゆる空き家の問題は、今後、日本が真剣に取り組んで行かないといけない問題でしょう。

今、脱サラして不動産投資業をやられる方が増えていると聞きます。

こうしてブログ等で繋がらせていただいた方も、こうした大家さんがとても多いのではないでしょうか?

こうした大家さんは、この空き家という社会問題を解決している重要な方達でもあります。

ご自身の貴重な時間とお金を割いて、リフォームの技術を学び、地域の市場を捉え、外国人向けに賃貸したり、今までなかなか借りることができなかった人たちに、住宅スペースを供給したり、シェアハウスの新オフィスなど、新しい業態を作っていったり、これは、日本の政府に代わって、こうした問題をコツコツ解決している、とも見えるわけです。

そう考えてみると、今の大家さんがやっていること、これにはとても大きな意味があるのだなと思います。

ご自身の貴重な資源を使って、国のために頑張っているので、こうした方たちには、きっときっと大きなプラスのエネルギーが回ってくると思います。

さらに、とにかく老後に2千万ないと不安、という不安を埋めるためではなく、こんな物件を作りたいというワクワク感や、上がってきた家賃でどんなことができる、と考えるワクワク感、これで投資やリフォームを行っていかれると、もっと良いエネルギーの周りが起こってくると思います。

私は、京セラの名誉会長の稲盛氏をとても尊敬しています。

稲盛氏は、社長というのは、自分の持てるだけの力や知力、ましてや自分の財産をなげうって会社を経営し、従業員とその家族の生活と雇用を守ろうとしている、これは立派な利他業である、とおっしゃいます。ですから、人のためにと思って一生懸命会社経営をやられる経営者の方には、必ずプラスの利益が出てくるのだとおっしゃっていました。

大家業もこれと似てるのではないかと思います。地域を良くしていきたい、これまで大家さんに断られてしまった賃借人の方に、借りてもらえるようにしたい、今まで収益を生まない物件をなんとかきれいにしたい、こんな思いで皆さん事業をされてるかと思います。
そうすると、必ずプラスのエネルギーが回ってきて、大家行の収支も潤ってくるのではないでしょうか?

今後も、このような大家さんのブログを楽しみに拝見したいと思います。

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