この仕事は絶対無理なのに、どうして上司は私にやらせたがるのだろう…と朝から何回もため息をつくあなた、あなたの苦手を得意に変えてみませんか?あなたのためのハードルコントローラー、ユキーナ ・サントスです。

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今日は、自分が苦手だと思うことの克服方法です。

その極意は、真摯にエキスパートに学ぶ、エキスパートの心をリアルにイメージしてみる、これではないでしょうか?

具体的にお話ししますね。

最近、何かと船に乗ることが多かったです。一緒に同行した方は、船酔いをされて気持ち悪いとおっしゃっていた方もいらっしゃいました。けれども私は比較的、船に酔わず、何とかシャッキリとたって船を降りることができました。

私は沖縄に住んで7年目ですが、これまで船に乗る機会がかなりたくさんありました。周辺の島に行くためです。最初は船の乗り方もよくわからなかったので、1時間を超える船旅は、気持ち悪くなることもたくさんありました。

けれども、渡嘉敷島の往復のフェリーに乗って気づいたことです。あるやり方をしたら、全く船酔いしませんでした。それ以来私は、船に乗る時はこれだ!と思ってそのやり方を試みています。

それは、船長と同じ目線になって、船に乗ることです。

言い換えるならば、私が船長だと思い込んで船に乗ること、とも言えるでしょう。

渡嘉敷島に行く時、私は船のなるべく前のほうに立ちます。そして正面から風を受けて、両足をしっかり開いてバランスをとるようにします。そして自分が進む方向をまっすぐ見据えて、風向きや、波を感じて進むようにします。

実際に私が、船の羅針盤を動かしたりすることありません。けれども自分があたかも羅針盤を動かしてるような気持ちで、進行方向へと向かって意識を集中させていくのです。こうするととても気持ちが良く、船酔いが起こりません。

今日も、「ディズニーランドのアトラクションか」と思うほど、船がめちゃめちゃ揺れました。波に弄ばれてるような感じでした。それでも私はしっかりと両足で立って、進行方向を見据えて、船長と同じ目線になる、と自分にいいきかせました。

そうすると、何とか気持ち悪くならずに、船を降りることができたのです。

では、なぜ私は、この方法を最初に思いつくことができたのでしょうか?

それは、このフェリーの乗客の中で、1番船酔いしてはいけない人は誰だろう?と考えてみたからです。

言うまでもなく、それは船長です。船長はみんなの命を預かっているのです。行く方向をしっかり見すえて、波を乗り越えていかなければなりません。そうだ、おそらく船長が1番船酔いに強い人なんだろうな、私はそう思ったのです。

船長の体には、もちろん波のうねりが染み込んでいます。ですから多少の波にはびくともしないでしょう。けれども私はこのような経験がないので、体験として理解することができません。けれども自分がこれまでたくさん経験していると思い込んでみたわけです。自分が船長になったつもりでイメージしてみたのです。

波にあらがってはいけない、けれども進行方向を見失ってはいけない、こんな船長の心境をイメージしてみたのです。

そうすると、波に身を任せることができる。。。こんな気持ちになってくるのです。こんなときの私の頭の中のBGMは、鳥羽一郎の兄弟船です。

余談ですが、以前、沖縄のスポーツクラブで泳いでいた時、いつ行ってもBGMが演歌だったのを思い出しました。呼吸をして顔を上げるたびに、「波の谷間に。。。」と聞こえてきて、思わず口を開けて笑ってしまい、水を飲んで危うく溺れそうになったこともあります。

激しい波に揉まれるシーンといえば、この映画があります。

フォレストガンプの中で、フォレストがlieutenant Dan (ダン隊長)と一緒に嵐の中に船を漕ぎ出していくシーンです。この嵐をきっかけに、自分たちの運がつき始めて、どんどんエビが大漁に収穫できる、というストーリーです。

これなども、フォレストとダン隊長が、いちど生きるか死ぬかの大波を経験しているので、多少の波ではびくともしなくなるから、ではないでしょうか?あるいは海と自分が一体化する方法を感性で身に付けたからではないでしょうか?

いろいろと書きましたが、自分があるものを克服したいとき、こんなアプローチ(approach方法)を取ってみるといいかもしれません。

1 その道のプロはどうしているのか考えてみること
2 その道のプロの心境や心を可能な限りリアルにイメージしてみるこ

これでもしかしたら、とっても難しいことも簡単になるかもしれません。私もいろいろなことに応用してみたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。