こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は、儲かるビジネスモデルについて考えてみたいと思います。

ズバリ、採算が合うかどうかの考え方です。言い換えれば、ビジネスのアイデアを、どうやって採算ベースにのせるか?ということです

人は、様々なアイデアを思いつきます。
そして、行動力がある人は、それをどんどん実行していきます。

それでも、その前に考えてほしいことがあります。

それは、そのビジネスが、本当に採算が合うのかどうか?ということです。

実はこれ、私にとっての失敗談でもあります。

弊社は、ある教育関連の事業のお手伝いをしていました。

アイディア自体は、素晴らしいものです。

それでも、だんだんそのアイディアが行き詰まってきました。

その事業をしているリーダーの方が、本来の経営理念とかけ離れた行動をとるようになったのです。

そこにいたって、私はこのビジネスの手伝いをやめました。

そもそも論ですが…

このビジネスがどこからお金を持ってくるのか?
収益の源泉は何か?

これが明らかではなかったのです。
よく考えてみると、このビジネスの収益の源泉は、外国人の留学生でした。

大人の月給が200ドル、こんな国から来ている学生さんです。

日本で山ほどアルバイトをしたい、このように考えている学生さんです。日本でアルバイトをしても10万円ていどのかせぎしかできない方です。この方からの授業料、これが収益の源泉です。

冷静に考えてみると、これは・・・収益の源泉にはならないのです。
これに、日本での運営経費がかかります。事務所の賃借料、日本人スタッフの人件費、水道光熱費、交通費、これらがすべて、日本の価格でかかります。
どうやっても、経費の方がかかりすぎるのです。

もともとビジネスとしては、成り立たないものでした。

収入の源を、外国人ではなく、その外国人を雇う日本企業としたほうがよかったのです。

そこで何かのwinーwinの関係を作る。
このようなビジネスモデルでないと、成り立たなかったのです。

この事業では、とても大きなことを学ばせていただきました。

ビジネスをしていく前に、採算が取れるのかどうか、これを考えないといけない。採算を真剣に、じっくりと考えなければいけない、これを勉強させていただきました。
さて、この採算性について、私が感動した事例があります。

広告関係の仕事をしている友達が送ってくれたものです。

「ボヤ騒ぎにしか見えない」 煙の量がとんでもない弁当屋が話題に→本当に大丈夫?店主に聞くと…(Jタウンネット)

 

この記事、凄くないですか?
ボヤさわぎか?と思えるほどの炭火この炭火でやいた魚や肉、これで弁当を作って売る

広告宣伝もしていない。
SNSなどもやっていない。

けれども、こうした口コミと、お客さんのSNSで、しっかりリピーターを確保しています。

すごいですね。

安くてうまい、と評判なので、お弁当の一食は仮に600円と計算してみます。

お店に入って食べるよりも安く、お弁当でこれぐらいなら払えるな、と思う1番高い金額を設定してみました。

もしかしたら、650円もありではないかと思っています。

ざっと計算すると一ヶ月250 万くらいの売り上げではないでしょうか?

おそらく、土地代も払ってないでしょうから、原価と経費は約2割くらいではないでしょうか?

ご自身の人件費を入れても50% =利益です。

すごい商売だと思います。
実際にリアルにものを売る中ではダントツじゃないですか!!

京セラの名誉会長、稲盛さんは、ビジネスマンの力量を確かめるには、「夜泣きうどん」をさせてみるっていってました。
一定の元手(もとで)で、短期間で1番利益を上げた人が凄いらしいです。

まさにこの弁当屋と同じシステムですね。広告宣伝費はかかってないんでしょう。トラックの運転手が来る立地を確実に抑えているわけでしょう。

魚とか鳥肉の市場にも近そうじゃないですか?原材料の仕入れも、おそらくローコストでできるのではないかと思います。
この弁当屋のオヤジがセンスあるよ!

私は友達に、このようにメールしました。

 

場所は違法なの?去させられるのではないか?行政から注意されるのではないか?

友達からの質問です。
なったとしても、すぐに撤去できるような仕組みじゃないですか。
いざとなれば屋台でガード下でやってもいいわけだし…弁当屋っていうのがポイントなんだよ!
本当は使う前から占有許可申請、これをやればいい

でも個人が自分の利益のためにやるわけだから、許可されることは少ないよ。やっぱり見つかったら撤去だろうね。

私は友達にこのように答えました。

屋台を引いてる方はたくさんいるわけです。そのような仕組みにしていけばいいのです。

実際の店舗を構えているわけではありません。

ですから、固定費がぐっと低いのです。

おそらく、このお店の主人は、元はトラックの運転手だったのではないかな?と思います。

トラックを運転しながら、自分が本当に食べたいものを考えていたのではないでしょうか?

毎日毎日、定食屋じゃ飽きるでしょう。
コンビニ弁当も嫌になります。

がっつり栄養が取れて、けれども揚げ物ではないもの…

それがテイクアウトできて、公園で食べたりできれば素晴らしいんじゃないか・・・?

こんな風に思ったかもしれません。

トラックの運転手が欲しがる、理想の弁当を作ろう

これがこの弁当屋の主人のモチベーションだったのかもしれません。
いやーすごいですね!
儲かるビジネスを作り上げるコツ、これについて勉強しました!

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ユキーナ・サントス(富塚祐子)の自己紹介はこちら

不動産・投資・国際経済情報をお伝えしています、弊社メルマガお申込みはこちら

経営者・管理職・グローバルビジネスパーソンを目指す方に、経営の要諦・日本のビジネスフィロソフィを日英でお伝えしています。フィロソフィメルマガお申込みはこちら

女性のキャリア・恋愛・婚活・潜在意識など女性のお役立ち情報をタイムリーに伝えます。「UMIで幸せに!女性のお悩みスッキリ解決メルマガ」のお申込みはこちら

まずはお気軽にお問い合わせください。 カウンセリング はこちら