働けば働くほど、経営が苦しくなるのはなぜ?こんな疑問を抱いているオーナーの方、その仕組みをきれいさっぱり腑に落としませんか?あなたのプロフィット・アドバイザー、ユキーナ ・サントスです。

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今日はプラスとマイナスの基本的な仕組みについてお話ししたいと思います。そ

れは物事をシンプルにとらえると言う事でもあります。仕事をするときの1番のポイントは、入ってくるもの最大にし、出ていくもの最小に抑える、これだと思います。

京セラの名誉会長、JALの救済者として有名な稲盛氏は「京セラフィロソフィー」の中でこのようにおっしゃっています。

売り上げを極大に経費を極少に 「ユニークでキラッと光る経営ができないのは、経営者の多くが常識の範囲内でしか仕事をしておられないからなのだろうと理解しました。普通の事業をやっておられる場合には、売り上げに対する原材料費の割合などは、同業者で比べると大体似ています。それなのに、利益率が何%も違うのは、会社によって販管費の割合が違うからです。広告宣伝費や交際費等といった販管費については、使い方によっては2ー3%の差が簡単に出てしまいます。そこで私は、まずはその販管費をいかに抑えるかということが、利益率を上げるカギになるはずだと考えました。」

利益は英語でProfitですね、Maximize revenue, then minimize expense, your profit should be maximized というように英語では表現できます。

稲盛氏は潜在意識の働きについても強調しておられます。その潜在意識の働きを考えると、この業界全体の利益率の低さは経営者の方の税金をなんとしてでも抑えたいマインドが反映しているからではないかと思います。どんなことをしても自分が税金を払わない、と思っているとそれが潜在意識に落としこまれます。そして売り上げを最小に、経費を最大に、というマインドで日々の経営を行うようになります。

そうすると、口では売り上げを極大、経費を極小と言っていますが、実際は正反対の行動を行い、この2つの方向性が拮抗することになりますので、業界の利益率がある一定の低い水準にとどまる結果になるのではないか、私はこのように考えています。

 

そうなると、経営者が自分はこれだけ税金を払うと覚悟して、固く心に決めて、利益を確保しようとすることが大切になると思います。潜在意識の中から、売り上げ極小、経費極大のマインドを消し去るようにするわけです。私は、まずマインドを整えて、その上で業界の中でも、最も販管費が少ない企業さんから学び、そこよりもさらに弊社の販管費を落としていきたいと思います。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。