人のことを考えてやってあげたって、結局は自分が損をする!もう私はいい人やめた!これって最近の私じゃないの、と思った方、いい人の仮面、一緒に取りましょう!あなたの変身サポーティングマシン、ユキーナ ・サントスです。

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今回は、被害者と加害者について考えてみたいと思います。どうして世の中には被害者と加害者がいるのか、この本質に迫ってみたいと思います。

ズバリ、世の中に被害者も加害者も、本当は存在しないのだと思います。このようにお話をすると、いわれもない被害を受けて、精神的にも肉体的にも苦しんでいらっしゃる方からすると、腹立たしい内容かもしれません。

 

これについては、まず、宇宙の意思を考えてみたいと思います。尊敬する京セラの名誉会長、稲盛氏は京セラフィロソフィーの中でこのようにおっしゃっています。それは、宇宙の意志と調和する心についてです。相手が裏切ろうとも、悪意を持って接してこようとも、善きことをしなさいと稲盛氏はおっしゃっています。

その理由についてこのようにお話をされているのです。

なぜ善きことをすれば人生や仕事がうまくいくのかを、宇宙の成り立ちから稲盛氏は説明しています。

素粒子から原子、分子、高分子、そして生物ができているということを宇宙のビックバン理論から説明されました。そしてこのように付け加えています。「しかし、考えてみれば素粒子は素粒子のままでもよかったのではないか。なぜ、素粒子、原子、分子、高分子、そして生物へと次から次へと生成発展し、我々人間まで至ったのか。宇宙そのものが、そのような「全てに良かれ」という意識を持っていると理解しなければ、この宇宙の成り立ちは説明できないのです。我々個人が同時に善き意識を持ったときには、宇宙の意識と同調し、よい結果が生まれるはずです。自分だけ良ければいい、他人はどうでもいいというエゴイスティックな意識は宇宙にはありません」

これは同時に、宇宙には被害者も加害者もいないということではないかと思います。高分子から成り立っている物質も、生命体も全てがその役割を持って、この世界に存在していると考えます。その役割を考えたとき、宇宙に被害者も加害者もいなくなるのではないでしょうか?

もしそれを作っているとしたら、それは私たち人間の心であり心が被害者加害者を作り、宇宙の意思と反するものを作っているのだと思います。

善き事はプラスで評価され、悪い行いはマイナスで評価される、とありました。マイナスの行動とは、他人や周囲から何かを奪うことなのだと思います。

 

奪うことが稲盛氏がいうエゴイスティックな行動、利己的な行動になっていきます。

宇宙の意思と調和する心、これがとても大切になります。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。