こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産・投資アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は不動産の話をします。私のところには、まだ、それほどたくさんのご相談は来ていません。ですが、これから先のことを考えて、具体的な実例や考え方をお話しします。
私の知人の不動産オーナー様の例をお話します。この方は、ホテルや、物販の店舗などをお持ちです。こちらのオーナー様は3月から数ヶ月ほど、特定のテナントさんに対して、1-2割減の賃料にするという話を聞きました。

オーナー様が、独自にこのように考えられて、決めていかれる事はもちろん構いません。

 

これまでの、オーナーさんとテナントさんとの関係性もあります。これまで家賃の値上げも応じてくれた、特にトラブルもなく、きれいに使ってもらっている、このようなテナントさんであれば、関係性を維持したいと思われるでしょう。

オーナーさんがテナントさんからの要望に応じて、ご自身で判断されるのは全く問題ないと思います。

問題は、どうして家賃を下げるのだろう?という疑問があるケースです。

 

オーナーさんが、このような疑問が残る家賃減額の要求を受けたときの話です。

テナントさんから、これから大変だから、家賃を下げてほしい、このような連絡があったら、どう対応するかという事ですね。

以下は、あくまでも、私の考えです。すべてに当てはまるわけではない、ということをお含みおきください。

テナントさんからの申し出があれば、実際にどの程度苦しいのか、なぜ家賃の減額が必要か?客観的な資料で示していただくようにします。

例えば、これまでのテナントさんの収入はいくらで、それに対して家賃はどのくらいの割合であったのか?
家賃のほかに支出している費用はどのようなものか?
コロナの前と後で、テナントさんの支出にどのような変化があったのか、その変化が今後、継続する可能性はどの程度なのか?
具体的にいくらの減額を求めているのか?その減額を撮影した根拠はどのようなものか?

これについてすべて資料を出していただくようにします。

その資料を持って最終的に判断しようと思います。

なぜならば、家賃の減額というのは、大家にとっても大変厳しい内容です。

借入金を使って物件を購入している場合は、家賃の減額が、大きく響いてくるでしょう。

大家の側も経済的な痛手を伴いますから、減額をする必要があるのかどうか、

テナントさんからしっかり説明を聞いた方が良いと思います。

給料が減りました、
残業手当が減りました


そのような単純な理由ではなく、

具体的にいくらからいくらに、何時間から何時間に減ったのか、きちんとした資料を出して説明していただくようにします。

これを全て考えた上で、もし大家さんが「減額はやむを得ない」、と思うのであれば、減額に応じていいと思います。

「こちらのテナントさんが、家賃という固定費を減らす以外に生き残る道は無い」、ということが大家さんに理解できた。

それであれば、減額の手続きをとって良いのではないかと思います。

その時にも、期限を決めての減額にするようにします。

覚書を取り交わしておくというのも必要だと思います。

後々になって揉め事を起こさないためです。

家賃は、いちど決めると、なかなか変更するのが大変です。

今ある賃貸借契約をもとにして、あくまでも暫定的な変更を行う、という立て付けにする方が良いかと思います。

ではいくらの額が妥当なのか、何%の家賃減額が妥当なのか、という事を考えてみます。

これも、テナントさんから資料を提示していただいて、話し合って行ったほうがいいですね。
大家さんがきちんと納得できる範囲で決めていかれたらいいと思います。

かりに月に1000円家賃を引いたところで、1年間で12,000円、数ヶ月で行ってもMax 5000円位です。

この場合は、そこにかける事務手続きや話し合いの経費の方が高くついてしまいます。
そのような減額や値引きは、あまり意味がないかもしれません。

そうすると、最初に言った、本当に家賃の減額をする必要があるのか?この客観的な資料がとても大切になります。

余談ですが、オーナーさんに、「罪悪感」や「自分は認められない」などのメンタルブロックがあるとします。

そうすると、資料もみないで減額に応じてしまいます。そして、「自分は罰をうけるべき」、「やっぱり自分はみとめられない」という状態を実現します。潜在意識が望んだ内容を実現するのは、自分なのですね。この場合は、メンタルブロックが緩めるといいです。

「しかたないや・・・」と思う前に別の行動をとることができます。

大家さんは、「また、文句を言われそうでいやだから・・・」

こう考える前に、「ちょっと待って、本当に減額が必要なの?」というところに考えが向かいます。

自分を大切にする、ことができるようになります。

この機会に、自分がどう思って、どう感じているのか?ここに意識を向けてみてください。

家賃の交渉は、大家さんも、テナントも、感情論をぶつけがちです。

けれどもこちらは、お互いに数字等の根拠をもとに話し合いをする場、と決めておくといいですよね。

このようにご自身の意識を確認したうえで、話し合いを重ねていくのが良いかと思います。

 

情に流されて、あまり意味のない減額をする。これはお互いにとって、よくないことになるのではないかと思います。

 

テナントさんは、大家さんから家賃という収入を奪うことになります。

大家さんも、自分自身に我慢を強いる、あるいはテナントさんを見下すことになるかもしれません。

このような言動には「マイナスの意識」が乗ってくる可能性があります。

マイナスの意識を出すと、マイナスの結果が返ってきます。自分のエネルギー、金銭的な収入などが奪われる、という結果です。
こうしたことを注意して、家賃の減額を考えていくといいですね。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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