こんにちは、あなたの心に寄り添う不動産アドバイザー、ユキーナ ・サントスこと富塚祐子です。

今日は自分の強みをさがす、これについて考えてみます。

自分が妄想でニヤニヤする、そんな分野があれば、間違いなくご自身の得意分野ではないでしょうか?

私の例をお話します。

昔、そうですね、20年ぐらい前でしょうか?

昭和から平成になったバブルがはじけて少し経った位だと思います。東京の都心部の、高級住宅地の評価をたくさんやりました。マンションが多かったです。

そうすると評価の流れの中で、登記簿謄本で家の所有者を調べます。あー、この有名人の方がお持ちなのか…、この方は本名だったのか!と思ったことが何度かありました。
こんな出来事は、ここしばらくお目にかからなかったのですが、最近ふっとおおそういえばというのがありました。あの有名な方がここをお持ちなのか、と気づいたわけです。
今は明らかに売り手市場ですから、その所有者の方が売りたくないと言えばうらないですし、うーん・・・これならば売っても良いのかな?と思うような値段になれば、売買が成立することもあるかと思います。

どんなことがあると、この「うん、売ってもいいな?」と思うようになるのでしょうか?ぱっと思いつくのは、このセレブの方の今後のキャリアや仕事、人生にとって何らかのメリットがある、そんな状況であれば進みが早いのかなと思います。
どんなことかというと、この方は日本ではセレブリティですが、海外でどれほどセレブリティかという問題があるので、海外の著名な方とつながりができる。海外の有力なビジネスグループとつながりができる、こんな状況になれば、それはメリットになるかと思います。
あるいは海外の有名なビジネスグループとこの先お付き合いができる、これもまた魅力的な条件だと思います。

 

さて、ではこの不動産の所有者、日本人セレブには、どんな方をお引きあわせすればいいのでしょうか?

その時ふと私の頭に浮かんだのは、ヨーロッパのビジネスグループです。

そして、そして・・・果たしてこのヨーロッパの方たちが、この日本人セレブの方と会いたいと思うのかどうか?それを考えてしまいました。
…そして、無理かもな?と思ってしまうのです。

何故かというと、社会的なステータスだけではなく、人間としての面白さや深さ、どんなことを与えることができるのか、その与えられるものによるのではないかと思うのです。

おそらくそういうところもよくわかった、かなり質の高い通訳を入れて海外の方と会うとすると、それは意味があるかもしれません。
この日本人セレブの方は、他の方が持っていない経験もしてますし、持っていない情報もたくさんあるでしょう。

自分の言葉で、英語で話せたら、なお良いのかもしれません。けれども、話す内容が大切なので、これは通訳を入れて全て乗り切ろうと思えば、しっかりした質の良い通訳を入れていただければそれで良いのだと思います。
ただ経験や、考え方、人間の本質的なところはどうにもならないので、そこがどうなのかな?と思ったのです。
ここまで書いて気づきました。

ああ、これは自分のこだわりなのだな、と。この人間の質にこだわる人もいれば、そうでない人ももちろんいるわけです。
一昨年、ある国の大使館のパーティーに参加しました。そこに参加していた外国人の方ですが、主賓の外交官の方に、これでもか、という感情表現をして、「そのパーティーがいかに素晴らしいか!」をアピールしていました。
その後に私と、私のよく知る外国人の方が一緒に立っていて、顔を見合わせて、思わず一言

「I learned a lot….」
これは、いやー、勉強になりました…と言うニュアンスなのですが、私の隣にいた外国人の方も、ニカッとして、その通りだよねとおっしゃっていました。
こんなふうにありったけのお世辞を言って関係を作る人もいれば、そのお世辞に喜ぶ人もいるわけです。だから必ずしも、人間の質がどうこう、という話ではないのだと思います。
だけど、自分がここにこだわりがある、という事は、自分で自分の強みを理解しようということだとおもいます。自分で何が得なのか、今、しっかり理解しようとしている、そうなのだなと思いました。

私は別に、海外のたくさんの方と英語で話をするのに、何の抵抗もありません。むしろそれは自分にとって楽しいことです。
事前にその方のプロフィールや、やってきたことなどをネット上のデータ、動画、本などでチェックします。

そうすると、その方の「人となり」が見えてくるので、こんな話題をしてみようか、この話を切り出してみようか、など話題が山のように湧いてきます。
そして、その話題で盛り上がっている自分を想像するとニヤニヤします。

 

これは、セレブであろうとなかろうと、外資系企業で何年働こうと、関係ないと思います。相手の心を読んで、何か心に響くものを提供していこうという姿勢、それを持ってるかどうかだと思います。

そしてこれが日本語ではなくて英語でできるところ、それが自分の強みなのではないかと思いました。

確かにこれって、誰しもできることではないし、これができる人を探すのは、とても難しいよね…と思いました。
そうか、これが自分の強みなのか?と思いました。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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